クリップスタジオペイントで「グラデーションマップ」利用する方法をご紹介します。様々な色味が適用できるので大変便利です。
グラデーションマップを適用する方法
クリップスタジオペイントで「グラデーションマップを適用する方法」をご紹介します。グラデーションマップを利用すると、好みの色味へ変更することができます。
下記の画像をサンプルとして用意しました。
※利用したフリー画像>無償のイラストレーション: ダイヤモンド - Pixabayの無料画像 - 1199183
※上記サンプルは、レイヤーマスクを使用しています。>レイヤーマスクを使いこなす - 機能解説!トラの巻 - CLIP STUDIO PAINT 使い方講座
ちなみに、グラデーションマップの適用方法は2種類あります。
- 編集>色調補正>グラデーションマップ
- レイヤー>新規色調補正レイヤー>グラデーションマップ(←普通はこっちを使う)
の2種類です。ざっくりとした違いは、「適用範囲」と「修正のしやすさ」です。(個人的には、レイヤーの方が便利だと思います。)
※2つの色調補正の違いについては、下記の記事をご覧ください。↓
クリップスタジオペイントの「色調補正」についてご紹介します。色調補正クリップスタジオペイントの「色調補正」は2種類あります。 編集>色調補正 レイヤー>新規色調補正レイヤー(←普通はこっちを使う)の2種類です。この2種のざっくりとした違いは、「適用範囲」と「修正のしやすさ」です。(個人的には、レイヤーの方が便利だと思います。)違いを説明するために、下記のような「2つのレイヤーを重ねた画像ファイル」を用意しました。これに、色調補正の内の「色相・彩度・明度」を見本としてそれぞれに適用してみます。色調補... 「色調補正」と「色調補正レイヤー」について - CLIP STUDIO ペイントの備忘録 |
それでは、グラデーションマップの適用方法をご紹介します。
方法 その1
まずは、編集メニューのグラデーションマップです。
- 適用したいレイヤーを選択>
- 編集>色調補正>グラデーションマップ>
- 適用したい「グラデーションセット」をダブルクリック>OK
以上で完了です。
ただし、オブジェクトに直接効果を与えるので、元に戻したい場合は、アンドゥで戻るしかありません。戻れない所までいくと、どうしようもないです。
方法 その2(←普通はこっちを使う)
次は、レイヤーメニューのグラデーションマップです。こっちの方が修正に強く、何かと便利です。
- レイヤー>新規色調補正レイヤー>グラデーションマップ
- 適用したい「グラデーションセット」をダブルクリック>OK
- 「色調補正レイヤー」が作成され、これより下のレイヤーに、色調補正が適用されます。
以上で完了です。
レイヤー効果なので、再度修正したい場合は「色調補正レイヤー」をいじるだけで簡単に修正できます。元に戻したい場合も、「色調補正レイヤー」を消せば簡単に元通りです。
※フォルダ分けで適用範囲を限定できます。詳細は、上記でご案内した「色調補正と色調補正レイヤーについて」でご確認ください。
グラデーションセット
他にも様々なグラデーションセットが利用可能です。
グラデーションセットを新規作成することも可能です。
詳しくは、下記の公式サイトでご確認ください。
CLIP STUDIO PAINT ユーザーガイド - グラデーションマップ【PRO/EX】 - www.clip-studio.com |
ダウンロードして使用することも可能です。
CLIP STUDIO ASSETSにて、沢山のグラデーションセットが公開されています。
イラスト・マンガ制作に役立つトーン、ブラシ、3Dデータなどの素材をダウンロードしたり、自作の素材をアップロードしたりできます。CLIP STUDIO PAINTなどのグラフィックソフトに読み込んで使えます。 検索 - グラデーションマップ - CLIP STUDIO ASSETS - CLIP STUDIO ASSETS |
使用方法
ダウンロードしたグラデーションセットは、インストール後、読み込むことで利用可能です。
参考
下記のツイートを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
感想
グラデーションセットを使用したり、作成したりすれば、簡単に好みの色味へ変更することが可能です。複数のイラストに適用する際などにもとても便利です。
下記の動画でとても分かりやすく説明されています。注意点なども解説があり、すごく勉強になりました。